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こんにちは。Soraです。
深く暗い闇をさまよっているのは、あなたですか?
それとも、あなたの家族や大切な人ですか?
私どものような臨床心理士のもとへ「家族のことで」あるいは「大切な人のことで」とおいでになる方には、主に2つのきっかけがあるようです。
1つは、「家族や大切な人のことが原因で悩み、あなたご自身が不安を抱え、深い闇をさまよっている」というもの。そしてもう1つは、「家族や大切な人が悩んでいるので、どうにかしてあげたい」というものです。
もし、あなた自身が、家族や大切な人のことが原因で悩んでおられるのなら、少し勇気を出して、私どもを訪ねてきて下さい。
まずは、あなたの心が、あなたご自身に語りかけている言葉に耳を傾けることから始めましょう。
家族や大切な人のことで悩むときは、「大切な人の為に...」という意識と、「自分を大事にしたい...」という相反する意識の葛藤に苦しむものです。
「その人の為に何をして、自分のために何をするのか...」
その答を探すには、同じ様な境遇を乗り越えてきた人が歩いてきた道のりを知ることや、自分の心の叫びをしっかりと聞き取っていこうとする姿勢が役に立つように思います。
私どもは、あなたと一緒に、あなたの心の奥からの呼びかけに耳をすませ、その語りの意味をご一緒に読み解いていくという形であなたを支援します。
「Soraからあなたへ」のページにも書いてありますので、一度読んでみてくださいね。
一方、もしあなたが、悩みを抱えている家族や大切な人のために、このページを見ておられるのなら、私どもは、あなたへ2つの提案をします。
1)専門家と語り合うことで解決の糸口が見つかる可能性がある。ということを、その方に伝えてあげて下さい。
2)そして、あなた自身も勉強してみてください。
まず、最初の提案ですが...
人は実に様々な苦難に遭遇し、様々なかたちで傷つき、悩みます。
十人十色?、いやいや千人千色なのでしょうね。
問題、環境、体力、気力、持病、経験、性格、家族...
これら様々な要因が人それぞれに違うわけですから、問題が同じでも個々人の感じ方や悩み方は、多様なものになるのでしょう。
これが、「僕にしか、私にしかわからない...」と、心を閉ざす理由なのかもしれません。
でも、人として生きているのは自分だけではありません。
毎日沢山の人が、沢山の悩みを抱えて生きていて、乗り越えて行っている方も多くおられます。
人々の悩みは、少しぐらい条件が違っても、答が同じであったり、答の導き方が参考になることがあるのではないでしょうか。
まず、自分が、どういう環境の中で、どの様に傷つき、何を悩んでいるのかをしっかり理解すること。
そして、自分と同じ様な悩みを乗り越えてきた人が見つけた答や、答を探すために歩いた道のりを知ること。
こういったことを繰り返すうちに、自己を正しく認識し、答の導き方を会得し、少しずつ自分のことに応用できるようになっていくのかもしれません。
そういったことのお手伝いをしたいと思っています。
ですから、あまり深く考えず、たまには人の話でも聞きに行ってみるかぁ。ぐらいのつもりで、気軽に訪ねてきていただきたいのです。
あなたから、そう、伝えてあげて下さい。
そして、2つめの「あなた自身も勉強してみてください」という提案ですが...
家族や大切な人の為に、何かをしてあげたいと思って、言葉をかけたりしても、なかなか思いが伝わらず、お互いにイライラしてしまうことはありませんか?
先に書いたように、人の悩みは千人千色。
その人が、何に傷つき、何を悩み、どの様に苦しんでいるのかを、あなたが理解することは不可能です。
脳も神経も肉体も、あなたとは違うわけですから...
ただ、同じ様な悩みを持っている人が、何を苦しみ、何を恐れ、何を考え、何を求め、どう乗り越えていったのかを、知ることは出来ます。
そういった事を、あなたが勉強してゆかれることで、その人がそういった情報に接する機会が増えるのではないでしょうか。
ただ、決して、「この人はこうやって乗り越えたんだから、あなたも同じ事をしなさい。」と押しつけてはいけません。
「こういう例もあるね。参考になる?」とだけ伝えるにとどめておきましょう。
それを応用するのは、本人ですから。
そういう語りかけを繰り返すことで、もしかしたら、本人が自分で情報を集めるようになってくれるかもしれません。
その時に、専門家に尋ねるという方法も薦めてあげて下さい。
Soraでは、お一人おひとりの「生涯にわたっての情緒(心)の成長発達」という視点での対話とともに、個を支える家族の方のお力「家族力」というものも大切に考えています。
個人としての生活や生き方を選び取られる人が増えている現代においても、家族の持つ意味の大きさや人の育ちに与える影響の大きさは、他の何物にも変えがたいものです。
家族力には、生み、育み、癒し、創るという、大きな大きな力があります。
その反面、個に及ぼす力が大きい故に、その力がマイナスに働くこともあります。
ただ、人間という存在はとても不思議で、その人の人生にとって、家族力がマイナスに働いているということを、その人自身や家族が気づき、それぞれの人生に活かすべく立ち向かっていったときには、逆に意味あるものとして姿を変えて立ちあらわれ、人生をより豊かで深いものにするという事があります。
今、家族の中に苦しみや悩みの中に落ち込んだりしている人がおられたり、本人さんはそうでなくてもその方ゆえに家族が苦しみ悩まされるということがあったならば、それは、家族力がこれまでの在り方では生き生きと発揮されなくなっていて、むしろマイナスの力が大きくなっているのかもしれません。
しかし、これを機会に家族力の在り方を見直し、家族がより大きく成長するチャンスと考えることもできるのです。
この様な機会に、Soraは、皆さんと一緒に、家族の在り方の見直しを行い、その意味を探り、成長への道のりを歩んで行きたいと願っております。 |
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